北京
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インドネシアのジャカルタで行われているアジア大会は、陸上競技最終日の30日夜、男子400mリレーの決勝が行われ、過去2大会連続で金メダルを獲得していた中国は38秒89で3位に終わりました。1位は日本(38秒16)、2位はインドネシア(38秒77)でした。
今大会の男子100mで優勝し、400mリレーの主将を務めた蘇炳添選手はレースについて「若手が成長するのに時間が必要だ。世代交代を迎えた中国にとって今は最も良い時期だ。東京オリンピックまであと2年もある。今大会は若手が育つ良い機会となった」と語りました。
日本チームの走りについて、蘇選手は「タイムはそれほど速くない。我々もこのタイムを出せる力があるが、今は過渡期であり、すぐには出せない。やはり時間が必要だ」と改めて世代交代を強調しました。
なお、このレースの前に女子400mリレーが行われ、前回王者の中国が42秒84で銀メダルを獲得しました。1位はバーレーンで、大会記録となる42秒73をマークしました。(取材:斉鵬)