北京
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インドネシアで開催されている第18回アジア競技大会は29日、女子シンクロ板飛び込みの決勝が行われ、中国の昌雅妮、施廷懋組が335.70点で優勝しました。2位はマレーシア(298.23点)、3位は朝鮮(282.78点)でした。
同種目がアジア大会の正式種目になった2002年釜山大会以来、中国は5連覇を果たしています。また、施廷懋選手にとっては3連覇となりました。しかし、今回を振り返った施選手は「十分な準備はしていたと思うが、2人ともベストを出せなかった」と述べ、更なる高みを目指しました。
施廷懋選手
施選手は31日から女子3m板飛び込みの予選に臨みますが、同日27歳の誕生日を迎えます。今年の誕生日に願うことを聞かれた施選手は「自身の通算5個目となるアジア大会金メダルを獲得できる好運に恵まれたい」と優勝への期待を示しました。
昌雅妮選手
一方、アジア大会初出場となった16歳の昌雅妮選手は「初めてのアジア大会はとても緊張した」と照れながら感想を語りました。
なお、施廷懋選手はこれまでのアジア大会で2010年広州大会の女子シンクロ板飛び込み、2014年仁川大会の女子シンクロ板飛び込みと1m板飛び込みで優勝し、金メダル3個を獲得しています。(文と写真:斉鵬)