北京
PM2.577
23/19
中日平和友好条約の締結から40年になるのを記念して、中日両国の大学生1000人余りが参加する交流会が29日に北京大学で行われました。国務院の李克強総理と日本の安倍晋三首相がそれぞれ大会に祝電を送りました。
李総理は祝電で、「40年前に中日両国の先輩指導者らが平和友好条約を締結しようと決断し、法律により中日共同声明の各原則を確認し合い、両国関係の発展を導くガイドラインを作成した。そして先ごろ、安倍首相と条約締結40周年の祝電を送り合い、双方は契約の精神に則って中日関係を長期的かつ健全で安定して発展させていくことで一致した。中国は日本と向い合って歩み寄り、中日間の4つの政治的文書を踏まえて、歴史を鑑みとし、未来に向かって、互恵協力を深め、共同発展を促し、繁栄と安定を守っていきたい」と述べました。
李総理はまた、「若者たちは未来を担っている。中日両国の若者が相手をどう見るかは両国関係の行方や発展に関わる」として、今後もこうした交流活動を支持していくと表明しました。
一方、安倍首相は、「今年5月に李克強総理が日本を公式訪問したこと、日中関係にとって大きな意義があった。両国は長期的かつ友好的で安定した関係を発展させるべきだ」とした上で、「若者たちは両国の未来を担っている。双方は引続き青少年交流を推進し、日中友好のためにより多くの架け橋を作るべきだ」と語りました。(洋、森)