北京
PM2.577
23/19
【CRIさくら探検隊】から
北京中で桜が咲き誇るシーズンです。今年も、北京にある在中国日本大使公邸から、木寺昌人大使のメッセージと共に桜の便りが届きました。今年も見事に咲き、躍動する春の美しさが伝わってきます。 木寺大使、大使館の皆さま、ありがとうございます。
CRI日本語部は、このさくら便りのコーナーを通して、中日両国の人々が桜に寄せる思いや、物語を伝えたいと思っています。中国では一足先に桜の季節が終わりを迎えようとしていますが、日本ではこれからの地域も多いことでしょう。ぜひ皆様からの投稿をお待ちしております。
【木寺昌人日本大使】からのメッセージ
CRIをご覧の皆様、こんにちは。木寺昌人です。
今年も、春の陽気に誘われて公邸の桜が一斉に咲き誇り、公邸を華やかに彩っています。この公邸で春を迎えるのは4回目となりますが、大変厳しい時期を脱して上り坂にある日中関係を反映してか、今年の桜は一層美しい花を咲かせたようです。
日本では、毎年春が近づくと、早くから桜の開花予想が行われ、お花見シーズンの到来を皆が心待ちにします。近年は、日本の桜の開花を楽しみにするのは日本人ばかりでなく、中国からも、桜の季節に合わせて大勢の方が日本を訪れています。日本には全国各地に桜の名所があり、それぞれ違った趣の桜を楽しむことができます。
入学式や入社式、新年度の始まりなど、日本では、桜の季節はスタートの季節、出会いの季節であり、人々が希望に胸を膨らませる時期でもあります。私は常々、日中の間の「感動の共有」こそが重要であると訴えています。美しい桜に自然と心を動かされるような「感動の共有」が、様々な交流を通じて両国の間で広がることを願っています。
在中国日本国特命全権大使 木寺昌人