北京
PM2.577
23/19
米国防省がこのほど発表した「中国安全保障レポート2018」の中で、「中国の軍事脅威論と軍事力は不透明である」と誇張して示し、中国の国防建設強化に注目しています。これについて、18日に開かれた外交部の記者会見で陸慷報道官は「米のこの報告は事実を無視したもので、国防建設への自分勝手な評価だ。また、領土主権と安全保障の正当行為に対する無責任な指摘でもある。これに対して中国は断固反対する」と強い不満を示しました。
陸報道官は「中国は終始、防御性の国防政策を貫き、世界平和の建設者、世界発展の貢献者、国際秩序の維持者である立場を堅持している。中国が国防建設を推し進める目的は、国家の独立、主権、領土保全の擁護にある。これは主権国家としての正当な権利である」と述べ、中国が平和発展の道を歩み続けていることを強調しました。
さらに、冷戦思想やゼロサムゲームといった時代遅れの考え方を捨て、実際の行動をもって両国関係や両軍関係の安定化を維持していくよう米に求めました。(朱 星)
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