北京
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米メディア、中米貿易摩擦による米水産業のダメージ懸念
米『ワシントン・ポスト』は10日掲載の文章の中で、米国が中国からの輸入製品への関税追加範囲を引き続き拡大し、特に水産物に関税を課した場合、米水産業が打撃を受けるだろうと示しました。
同紙によりますと、米国内の水産加工工場は人手不足や生産コスト上昇などの問題から、国内で養殖した水産物を中国に運び込み、洗浄、加工、塩漬けなどの工程を行った上で、再び米国に戻して販売するようになっており、その量は過去20年間で増え続けてきたということです。
また、現在、米国市場で販売されている水産物の80%が輸入品です。そのため、もし輸入水産物に関税が追加されれば、売り上げの低下を招くだけでなく、水産業に携わる中小企業および大手水産加工企業もダメージを受けることになります。
なお、国際通貨基金(IMF)の予測によりますと、貿易戦争によって、アメリカの生産高は一年以内に0.8%減少する見込みだということです。この数値は、「2年以内に0.5%減少するだろう」とされる世界経済の予測を大幅に超えています。
美媒忧虑中美贸易冲突范围扩大将影响美国渔业产业
《华盛顿邮报》10日刊登文章说,如果美国继续扩大对从中国进口产品加征关税的范围,比如对进口鱼类产品征收关税,将对美国渔业产业造成打击。
文章说,由于美国国内鱼类加工厂面临工人短缺、成本上涨的问题,过去20年里,越来越多的鱼类等海产品被运到中国进行进一步的清理、加工、腌制,然后再运回美国销售。这些在国外加工过的鱼肉产品本质上还是美国养殖的产品。
目前,美国市场上销售的约80%的海产品是进口而来,如果进口海产品被额外征收关税,不仅会导致海产品销量下降,中小渔业企业和大型海产品加工企业也会受到冲击。
据国际货币基金组织(IMF)估计,在贸易战中,美国的产出将在一年内下降约0.8%,大大超过世界经济预计将在两年内遭受的0.5%的降幅。