北京
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1時間目 中米貿易戦争&中国国際博覧会&日本の造林神話
<ライフマガジン>
話題1:中国料亭のトイレ革命
中国のトイレ革命、どんどん進んでいます。北京市食品薬品監督管理局はこのほど、「北京市飲食業客用トイレの清掃モデル規則」を発表しました。これで、北京の飲食業界の「トイレ革命」が正式にスタートしました。規則は、客用トイレの外や中の環境、設備、清掃、消毒の仕方なども詳しく規定しています。例えば、トイレのチェックは、非食事時間帯は60分に1回、食事時間帯は15分に1回行い、その記録を残すようにと規定しています。また、トイレ全体を少なくとも1回消毒しなければならないほか、水道や手すり、ハンドドライヤー、洗面器、通風口なども1日に4回以上消毒しなければならないということです。
話題2:CRI時評:中国が繰り出す報復措置の弾力性が語るもの
先頃米国が発表した2000億米ドル分に当たる輸入中国製品への税率を10%から25%に引き上げるという決定に対し、中国国務院関税税則委員会は3日夜、600億米ドル分に当たる輸入米国製品に対し25%、20%、10%、5%の4ランクの関税を追加徴収すること、徴税開始日は米国側の出方によることを発表しました。商務部の報道官はこれについて、中国側の差別化関税による報復措置は理性的且つ自制的なものであり、中国側は米側の出方を待つと共に、その他の追加制裁を発表する権利を保留する旨の見解を発表しました。
話題3:中国国際輸入博覧会
第1回中国国際輸入博覧会の開幕まであと90日ぐらいと迫って、会場となる上海の国家エキシビションセンターに、世界各地から博覧会に出展される製品がお目見えしました。日本のデパート・高島屋グループは今回の博覧会に100%メイド・イン・ジャパンをひっさげて参加します。「東京ラブストーリー」や「セックス・アンド・ザ・シティ」といったテレビドラマでヒロインに愛されたジミーチュウデザインの靴も博覧会に登場します。
話題4:中国人から見た日本の造林神話
「日本の木材輸出量が過去最高を更新し、主に中国に売られている」という日本メディアの報道に対し、多くの中国人がびっくりしました。日本は森林保護に非常に力を入れている印象があり、自国の国土に茂った樹木をことのほか大切にして、割りばしなどにするなどもってのほかで、割りばしの材料は主に中国から輸入しているという見方もありました。「森林保護大国」から「木材輸出大国」への突然のイメージ転換に対し、人々は疑問を抱かざるを得ません。では、中国人の目から見た日本の造林神話とは、一体どのようなものなのでしょうか。
2時間目:<中国人から見た日本>2回目 中国人から見た日系ソフト文化
近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、今年は中日平和友好条約締結40周年を迎えています。
これに因んで、今月から、「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、シリーズ番組<中国人から見た日本>をお届けします。身近なようで、大いに異なっている中日両国の文化や、習慣、考え方にスポットを当てて、中国人から見た日本や日本人についてご紹介します。
今日は2回目、中国人から見た日系ソフト文化などにクローズアップします。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。文化資源を掘り起こし、ソフトパワーを形成することによって、国内的には民族の自信を強化し、対外的には国家イメージを高めることは、戦後日本の歴代政権の主要な政治目標の一つとなってきました。また、文化ソフトパワーを生かす面で、日本は独自性を備えています。これは主に日本のクールジャパン計画に表れているでしょう。