北京
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「能量(エネルギー)――改革開放40年の山東省美術発展成果展」が9日、北京の中国美術館で開催されました。今回の展示会は中国共産党山東省委員会宣伝部、中国美術家協会、山東省文化庁、山東省文学芸術界連合会が共同主催するものです。
会場には、301人の山東省出身の芸術家の作品283点が展示されています。中国画、油絵、版画、彫刻、水彩画、漫画、陶磁器など十数種類の作品に及び、山東省美術教育発展と美術産業に関する文献も並んでいます。作品はすべて1978年の改革開放政策施行以降に作られたもので、全面的な山東省における40年の美術発展の成果を展示し、作品を通じて、山東省の各分野で獲得した成果を反映しています。
足を止めて作品を見入る来場者
美術教室を開いている莫さん(30代女性)は、学生たちを連れて会場を訪れました。莫さんは「夏休み中ということもあって、よく学生を連れて美術館に行っている。彼らにはこれほどまでに素晴らしい作品から学んでほしい」と語りました。
子供に作品を解説する母親
この展示会の北京での展示期間は8月19日までで、10月1日から11月6日にかけては、山東省美術館でも開催される予定です。(取材:李陽、チェック:星)
趙建成『金色の秋』(中国画作品)
李慶傑『祈年』(中国画作品)
馬蕾『都市の上空』(油絵作品)
臧恒望、曹和平『禧盈千花帳』(年画作品。年画-春節に家の中や門に飾られる民間絵画)
王黎明『ラストスパート』(彫刻作品)
呂勝中『地方天円(天は円く、地は方形であるという古代中国の宇宙観)』(彫刻作品)