北京
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1時間目 贅沢品のシェア&高齢化&中国配車大手の日本進出
<CRI時事解説>
BRICS諸国が多国間貿易体制の守り手に
先月行われたBRICS首脳会議の多国間貿易体制における役割について、CRIの王姗姗論説委員の論点をお届けします。
<ライフマガジン>
話題1:贅沢品のシェアリング
中国ではシェア自転車が普及し、生活の利便性がよりアップしています。そんな中、傘やスマホの充電器などのシェアも現在にわかに増えています。さらに、1日単位でぜいたく品をシェア・レンタルすることのできるプラットフォームも最近登場していることが分かりました。では、この市場はどのような現状で、この先の見通しはどのようなものなのでしょうか。
話題2:高齢化と二人っ子出産の奨励策
中国の高齢者人口は、2050年前後までにピークの4億8700万人に達し、総人口の34.9%を占めると予想されます。一方、中国は1978年から、一人っ子政策を実施してきました。この政策は世界人口の抑制に大きな貢献を果たしましたが、新世紀に入ってから、国民生活の改善に伴い、人口ボーナスが急激に減少し、二人目の子供を生みたがっている夫婦も大勢います。そして、中国は2015年から、全面的な二人っ子政策を打ち出しました。また、各地方政府も出産奨励政策を相次いで打ち出しています。
話題3:中国配車大手の日本進出
中国発信の配車大手・「滴滴出行」は先月19日、日本のソフトバンクと合弁会社を設立し、日本で現地の人々や観光客向けにタクシー配車サービスおよびスマート交通ソリューションを提供すると発表しました。日本は世界3位のタクシー市場で、オンライン配車サービスには大きな発展が期待できます。また、日本にはモバイルインターネットの整ったインフラがあり、タクシー産業は高基準のサービスで有名です。これと同時に、高齢化社会の訪れにともない、都市部や地域での便利な移動ネットワークには切実なニーズがありそうです。
2時間目:<中国人から見た日本>1回目 日本製の神話:衰退と再出発
近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、今年は中日平和友好条約締結40周年を迎えています。
これに因んで、今月から、「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、シリーズ番組<中国人から見た日本>をお届けします。身近なようで、大いに異なっている中日両国の文化や、習慣、考え方にスポットを当てて、中国人から見た日本や日本人についてご紹介します。
今日は1回目、中国人から見た日本製造業の発展や、直面している課題、日系企業の海外進出戦略などにクローズアップします。近年は業績の低下や、大規模な撤退などが見られ、多くの国や地域で、工場などの生産施設から手を引いています。そして、「戦線」を日本に退却させ、中には、不正会計で業績不振をごまかすなどのスキャンダルさえ起こすところがありました。日本製という神話には、一体何が起こっているのでしょうか。中国経済界の学者や専門家たちの考えについてご紹介します。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。