北京
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中国宋慶齢基金会と星雲文化教育公益基金会が共同開催し、台湾の南華大学の学生30人を対象に35日間にわたって行われた「北京国粋実習」が4日、無事終了しました。
大学生たちは、礼楽(伝統儀式の音楽)や国学、茶道、書道、漢方医師、京劇などの場で、実習生として中国の伝統文化に親しみました。
京劇の実習をした南華大学観光管理学部4年生の曾虞庭さんは、「あまり詳しくなかったのでこの分野を選んだ。1カ月ほど実習したが、長年の稽古をしないと身につけられない伝統芸術だと思った。単に袖を投げるしぐさも、数百回も練習してやっと覚えた。国粋の価値を実感した」と話しました。
南華大学の林辰璋副校長は、「教科書で中国の伝統文化を学ぶことも大事だが、実際に体で経験しないと中華文化のすばらしさを知り、理解を深めることはできないだろう」と述べました。その上で「海峡両岸は交流や協力をさらに進めて、双方の大学生により多くの実践の場を提供していくべきだ」と指摘しました。(藍、森)
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