北京
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中国からヨーロッパへ通じる鉄道路線の中に、四川省成都を起点とするものもあります。四川省には長江の水上運輸を担う省内最大のコンテナ貿易港である瀘州港があり、ここと成都を結ぶ鉄道も合わせて、長江の水運とヨーロッパに達する鉄道が接続しています。中国南西部で対外開放が進むなど、長江経済帯のさらなる発展がもたらされています。
中国とヨーロッパを結ぶ鉄道は、2016年以降に急速に発展しました。対外開放に大きな役割を果たすと同時に、沿線各国のとの貿易や取引も盛んになっています。
また鉄道輸送は、水上輸送よりも時間的に有利ですが物流コストがかかります。こうした欠点に対応するため、現在、企業に対し、短時間の輸送や速やかな資本回転が必要である、付加価値の高い商品を選んで貿易を進めるようにとの動きが勧められています。(玉華、森)