北京
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河北省石家荘市に住む画家・姚淑龍氏と仏教壁画との縁は、彼がまだ幼い頃、近所にある寺院を参拝したことがきっかけで始まりました。
姚氏は10年の歳月を費やし、200平方メートルを超える古代の壁画を、木製の板の上に実寸大で再現しました。それは、今まで培ってきた線描(墨で輪郭だけをつける技法)、着色、金箔張りといった技法の集大成といえます。
姚氏はここ2年間、展示会や講座などを実施し、中国の伝統的な壁画の芸術を伝えることで、その魅力を人々に広める活動に力を入れています。(殷、謙)