北京
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著書『習近平 国政運営を語る』を軸にした、中国・アラブ読書会、中国ブックフェア週間の開幕式が15日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで開かれました。中国とアラブ諸国の各界から約200人あまりが参加し、『習近平 国政運営を語る』の感想などを話し合いました。アラブ側から、「中国をよりよく知ることができる上、中国の発展経験を参考にできる」といった声がかなり聞かれています。
中国共産党中央宣伝部の常務副部長を務める国家映画局の王暁軍局長が、開幕式で挨拶に立ち、「『習近平 国政運営を語る』は習主席の重要な著作であり、哲学や歴史の面から、中国のこれまでの発展ぶりや今後の先行きを説明している。今日の中国が面している様々な現実的問題を取り上げ、中国共産党の国政運営の理念や方策を集中的に表している。人類の未来を深く考えた上で、今ある問題の解決へ中国の知恵や対策案が系統的に絞り出されている」と述べました。
また、UAEからヌーラ文化・知識開発相が挨拶に立ち、この本を高く評価しました。「現代の中国を知るための重要な窓口であり、中国問題の答えを探るカギだ」と述べています。
そして、中国の倪堅UAE駐在大使は、習主席のUAE公式訪問が間近に迫っていることについて触れ、「今回の訪問で、両国は各分野での実務的協力がレベルアップするだろう」と期待を寄せました。
読書会に参加した、エジプトの出版業界で活躍しているアハメド氏は、「この本を読めば、アラブ社会は現代の中国が収めた歴史的な成果や、現在起こっている歴史的な変革の深い理由を知ることができる。さらにその経験を学び、自身に相応しい発展の道を見出せるだろう」と述べました。(洋、森)