第14回北京-東京フォーラムが10月中旬に東京で開催へ

   中国国際出版集団と日本の非営利団体・シンクタンクの言論NPOの共催による「第14回北京-東京フォーラムハイレベル協商会議」が12日、北京で行われました。双方の協議のもと、「第14回北京-東京フォーラム」は10月中旬に東京で開催することを決定しました。

   中日平和友好条約締結40周年の節目にあたり、今年は中日関係の改善と発展の重要な契機を迎えています。この背景の下、双方は「第14回北京-東京フォーラム」で「相互信頼」「協力」「平和」「発展」などの議題をめぐって意見を交わします。また、二国間政治・外交、経済・貿易、メディア、安全などの分科会に分かれて議論を行います。さらに、中日関係に関する共同世論調査を実施し、フォーラムの開催に先立って結果を発表することになります。

   「北京-東京フォーラム」は2005年に設立され、毎年、北京と東京の持ち回りで開催されています。現在は中日両国間のハイレベルの民間対話と交流の場として、両国の長期的な関係発展に向けた意見交換が行われています。なお、前回は昨年12月、北京で行われました。（取材・写真：趙雲莎）