北京
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【国産編】
邪不圧正(Hidden Man)
公開日:2018年7月13日
監督:姜文(チアン・ウェン)
主演:姜文(チアン・ウェン) 彭于晏(エディ・ポン) 廖凡(リャオ・ファン) 周韵(ジョウ・ユン)
7月からの夏休み期間は、洋画大作の上映は中国ではしばらくお休みとなります。そんな背景下での、国産映画による大混戦から目が離せません。その最中に、『さらば復讐の狼たちよ(原題:譲子弾飛)』(2012)、『一歩之遥(Gone with the Bullets)』(2014)に続く、姜文(チアン・ウェン)監督の「北平三部作」の3作目がこの7月にいよいよ解禁!姜文監督作品としては実に4年ぶりとなるため、大きく期待されています。「北平」とは民国時代における北京の旧称で、この「北平三部作」は、当時の北京を舞台に、動乱の時代を生き抜く男たちの生き様を描く男気満点のシリーズです。今作は張北海の武侠小説を原案に、抗日戦争前夜の北京で起きた復讐劇を描くサスペンスアクションとなっています。主演は監督本人が務めているほか、『湄公河行動(Operation Mekong)』(2017)や『悟空伝(Wukong)』(2017)など中華圏で大活躍中のイケメン俳優、彭于晏(エディ・ポン)と、2014年の第64回ベルリン国際映画祭で『薄氷の殺人』主演により銀熊賞こと主演男優賞を受賞した廖凡(リャオ・ファン)が抜擢されています。ヒロイン役は、姜文監督の妻で、女優の周韵(ジョウ・ユン)が演じています。
【国産編】
阿修羅(Asura)
公開日:2018年7月13日
監督:張鵬(チャン・ポン)
主演:呉磊(ウー・レイ) 梁家輝(レオン・カーフェイ) 劉嘉玲(カリーナ・ラウ) 張芸上(チャン・イーシャン)
東方文化における六道輪廻からインスピレーションを受けて制作された歴史ファンタジーアクション、『阿修羅(Asura)』がこの7月13日に一般公開決定!六道の一つである阿修羅界の王は「三頭六臂」の神。天界との戦いで失っていたその「洞察の頭」が、後に人間界で羊飼いの少年・如意に化けてしまうところから物語が始まり、六道の存亡がかかった壮絶な戦いに巻き込まれる少年・如意が、「善と悪」、「欲望と愛」の渦に直面しながら成長していく姿を映し出しています。少年・如意に抜擢された今旬な若手俳優、呉磊(ウー・レイ)が、梁家輝(レオン・カーフェイ)と劉嘉玲(カリーナ・ラウ)と共に「三頭六臂」 という三人一役の難演技に挑戦し、大きな話題となりました。(ミン・イヒョウ 謙)