北京
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1時間目 SNSと中年危機&パンダ好きな日本人教師
<ライフマガジン>
話題1:夏休みと旅行
7月に入ると、学生たちはまもなく夏休みを迎えます。それに合わせて、年休を取る人も少なくないようです。気温の急上昇に伴い、水上娯楽施設などや避暑地への旅行が人気を集めました。大学入試を終えた高校生や平日仕事に忙しいホワイトカラーの若者の多くは、リラックスと避暑を目的としたラフティングなどの水上リゾートを選ぶ傾向が目立ちます。また、海外旅行については、サッカーWカップの開催と、それに合わせたチケット購入によるノービザ政策などの影響を受けて、ロシア旅行が人気を博しています。上海、北京、南京、西安、成都などからの観光客の多くが、Wカップの会場が設けられているモスクワやサンクトペテルブルク、カザンなどを訪れているということです。
話題2:SNSと中年危機
長く疎遠にしていた昔の友人との交流がSNSのおかげで復活するというのはたしかに良い事ではありますが、時には極めて大きなダメージをもたらす恐れもあります。自分の今の生活が他人の生活より劣っていることを自覚したとき、マイナスの感情が生まれやすいからです。実は、SNSで発信されるプライベートな生活というものは、本質的に現実そのものではありません。圧倒的多数の人は、自分の良い面だけをSNS上に公開したいと望んでおり、それは、さまざまな「フィルター」を通して飾りたてられたいわば「他人の生活」なのです。したがって、この基準にもとづいて自分の生活を比べると、再起不可能になるほど打ちのめされ、ストレスや憂鬱な気持ちといった感情が必ず沸き起こってきます。特に、中年層の人々にこのような傾向が強いようです。ネット上での「比較」は、ある程度で、メンタルヘルスを傷つけ、中年危機を招く恐れさえあります。
話題3:中国発信ショート動画APPの海外進出
中国のショート動画プラットフォーム「抖音短視頻」(Tik Tok)はこのほど、ユーザーに関するデータを初めて公開しました。それによると、海外市場での伸びがものすごく、現在は海外版アプリケーションのカバー範囲が世界約150ヶ国に達し、月間アクティブユーザー数は1億人を超え、米国、日本、ドイツ、フランス、インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシアでは現地のアプリ市場で1位になったということです。
話題4:パンダ好きな在中国の日本人教師
浙江伝媒学院で日本語教師をしている日本人・竹内尉晴さん(55)は中国全土の動物園を回って、パンダを見に行っています。パンダが大好きな竹内さんはパンダファンの間では、ちょっとした有名人。杭州や温州、安吉、成都、広州、大連などの動物園に足を運びました。
2時間目:<技術中国>18回目 中国の省エネと環境保護技術
皆さんにとって、中国と言えば、何を思い出しますか。このほど、当代中国と世界研究院は北京で、「中国国家イメージグローバル調査報告(2016/2017)」を発表しました。それによりますと、59%の海外回答者は中国の科学技術とイノベーション能力を認め、海外認知度最も高いのは、中国の高速鉄道で、その次は宇宙探査技術とスーパーコンピューターだったということです。そして、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、シリーズ番組<技術中国>をお届けします。18回目は中国の省エネと環境保護技術にスポットを当ててご紹介します。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。
中国の大気汚染改善が進むにつれ、クリーン大気技術市場が急成長しています。2030年に中国すべての都市が大気品質目標を達成すれば、20兆元以上の需要市場が生み出され、世界最大のクリーン大気技術需要市場になると予想されています。