董子杯全国書道展示会が開催＝河北省衡水市

   第1回董子杯全国書道展示会が24日、河北省衡水市で行われました。中国の33の省・市・自治区、さらにアメリカ、日本、マレーシアなど海外華人からの作品合わせて3324点の応募がありました。厳正な審査の結果、一等賞3点、二等賞6点、三等賞11点が選ばれ、180点の作品が出展されました。

   中国共産党衡水市委員会の王景武書記は、「書道は中国の伝統的文化の精髄を含み、中国文化の審美の趣旨を備えている。衡水市は長い歴史を持ち、深い文化の基礎がある。ここ数年、数多くの人が書画事業に身を投じ、書画芸術は広がっている」と話しました。

   董子は中国の前漢時代の思想家、学者、政治家、教育家・董仲舒のことで、広川（現在の河北省景県広川鎮）に生まれました。儒家の思想を中国伝統文化の主流思想とすることを献策した人物です。（李陽、星）