北京
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第21回上海国際映画祭の金爵賞発表会が24日夜、上海大劇院で開かれました。スイスとモンゴルの共同制作による作品『OUT OF PARADISE』が最優秀作品賞の金爵賞、中国映画の『ALA CHANGSO』が審査員賞と最優秀脚本賞を獲得しました。
映画『OUT OF PARADISE』は遊牧民族の夫婦が初めての子供の誕生を迎えるストーリーを描きました。審査委員会は「シンプルではあるが、粗末ではない。素朴で、詩的な趣がある。どの角度から見ても良質な作品である」と評価しています。
中国映画『ALA CHANGSO』は特殊な聖地を巡礼する旅を語っています。タイトルはチベット族のフォークソングに由来し、チベット語で「おいしいお酒で乾杯しよう」という意味です。チベット出身の監督ソンタイガ氏は「友人に起きたことをストーリー化した映画だ。この映画を通じて、地域と宗教を乗り越え、愛が広まることを願っている」と説明しました。(殷、星)