北京
PM2.577
23/19
1時間目 若者のコーヒー文化VS高齢者のSNSブーム&シルバー経済
<ライフマガジン>
話題1:中国若者のコーヒー文化
魔法の都と呼ばれる中国・上海、約6500店以上のコーヒーショップがあるという。街角ごとにコーヒーショップがあるという想像はもはや時代遅れ。通りの両側に多くのコーヒーショップがひしめき合うように林立しているが現状ですから。中国で激増している中所得者層の間では、コーヒーの人気がますます高まっています。スターバックスもこのほど、今後5年間で中国に約3千店を新規開店すると発表し、この数は、スターバックスが現在中国ですでに抱えている店舗数に匹敵できます。<ライフマガジン>、最初の話題は、中国若者のコーヒー文化に迫ります。
話題2:中国高齢者のSNSブーム
SNSのモメンツは「心温まるちょっといい話」であふれたり、やたらに「時代遅れ」のスタンプを使ったり、ネットのうわさをすぐ信じたりしている。これは恐らく若いネットユーザーが親世代のネット利用者に対する第一印象でしょう。実際には、こうしたステレオタイプの見方はもう、時代遅れになっています。親たちも親戚のおじさんもおばさんも、今やみんな「スマホ族」で、いつでも携帯を手にしており、日本のLINEに当たるような、中国のSNS・ウィーチャット(微信)のメッセージにすぐ返信し、ミニプログラムもネットライブ配信もネットショッピングもうまく活用しています。親世代のネット生活は、ますます時代の流れに乗って、各種アプリケーションを上手に楽しんでいるようです。
話題3:中国のシルバー経済にビジネスチャンスを見出す日本企業
2016年の中国人の平均寿命は73.5歳だったのに対し、日本人は83.4歳と、約10歳の開きがありました。しかし実際には、北京や上海、広州など、所謂中国の一線大都市では、住民の平均寿命は日本に近づいています。中国は今後深刻化する高齢化社会にどのように対応すべきなのでしょうか。そして、そこにはどんなビジネスチャンスが潜んでいるのでしょうか。シルバー経済の最先端を行く日本の企業はいま、こうした点に特に注目しているということです。今日の番組では、メディア関係者・日本問題専門家、陳言氏の文章をご紹介します。
2時間目:<技術中国>17回目 中国の自動運転技術
皆さんにとって、中国と言えば、何を思い出しますか。このほど、当代中国と世界研究院は北京で、「中国国家イメージグローバル調査報告(2016/2017)」を発表しました。それによりますと、59%の海外回答者は中国の科学技術とイノベーション能力を認め、海外認知度最も高いのは、中国の高速鉄道で、その次は宇宙探査技術とスーパーコンピューターだったということです。そして、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、シリーズ番組<技術中国>をお届けします。17回目は中国の自動運転技術にスポットを当ててご紹介します。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。
今年に入ってから、自動運転技術がホットな話題となっています。自動運転車はどのような外観をしているのか。自動運転はいつ実現されるのか。完全に無人化されるのか。自動運転は人間の両手を解放するだけでなく、ほかにもどんな変化をもたらすのか。大きな議論が引き起こされています。