北京
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1時間目 中国老舗&休日変遷&「端午」の中日相違
<ライフマガジン>
話題1:中国の老舗
「中華老字号」と国が承認する中国の老舗には独自のブランド文化があります。注目度は高く、信頼度も高い。 つい先月に発表された中国のブランド価値100番付では、老舗は11を数えました。人々の視野に再び入るようになった老舗が確実に増えています。また、統計によりますと、商務部が「中華老字号」に認定した老舗は、今や1128に達したということです。<ライフマガジン>、最初の話題は、中国の老舗に迫ります。
話題2:改革40年、中国人の休日の変遷
中国では、現行の休假制度はすでに長期間の発展の過程を経てきました。1978年、改革開放の初期は、日曜日だけが休みでしたが、その後、隔週で土日が休みになり、1995年以降は、完全週休二日制になりました。そして、1999年には、「ゴールデンウイーク」が登場し、2008年には、中国の3つの伝統的な祝祭日が休日となり、2015年には、金曜日の午後から日曜日までが休みというスタイルも登場しました。休日の日数は、中国の経済、社会が発展し、生産力、生産効率、住民の所得水準が向上するにつれ、増加しています。統計によりますと、中国全土の法定の祝祭日、週末の休日は改革開放初期の約60日から、今では115日に増え、1年の31%以上が休みという計算になります。つまり、中国人は1年のうち、3分の1は休んでいることになります。
話題3:日本の「端午の節句」と中国の「端午節」の違い
「端午の節句」といえば、日本では、5月5日、「男の子の節句」、「子供の日」として定着しているようですが、こちら中国では、端午節と言い、旧暦の5月5日で、今年はちょうど今月の18日にあたります。「端午節」は、旧正月の春節、十五夜の中秋節に並んで、中国の三大伝統祝祭日とされています。「端」には「はじめ」という意味があり、「端午」は「午のはじめ」のことであり、十二支を各月にあてはめた時「午の月」は5月になります。ということで、「端午」は「5月の初旬」という意味なのです。日本の「端午の節句」は、中国の端午節が伝わったものけれど、日本の習慣の中で、独自なアレンジが加わって発展するうちに、「こどもの日」という意義も加わったのでしょう。
2時間目:<技術中国>16回目 中国のドローン技術
皆さんにとって、中国と言えば、何を思い出しますか。このほど、当代中国と世界研究院は北京で、「中国国家イメージグローバル調査報告(2016/2017)」を発表しました。それによりますと、59%の海外回答者は中国の科学技術とイノベーション能力を認め、海外認知度最も高いのは、中国の高速鉄道で、その次は宇宙探査技術とスーパーコンピューターだったということです。そして、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、シリーズ番組<技術中国>をお届けします。16回目は中国のドローン技術にスポットを当ててご紹介します。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。
2017年6月は中国のドローン発展において、非常に重要な時期でした。2017年6月14日、第8回中国ドローン大会と展示会が北京市中関村国家自主革新模範エリア展示センターで開幕し、6つの国と地域から、トップ技術を備えた103以上の企業や部門にによる500機以上のドローンと関連設備が出展されました。そのうち、ドローン完成機は140機。展示内容も展示規模も史上最高を記録しました。さらに、去年6月、中国のドローン業界におけるもう一つの大事件は、ドローン購入と使用の実名化です。