6月15日　金曜日

1時間目　グルメ巡り、中国のワンタン

　餃子と並んで、ワンタンも中国人の大好物の一つです。ワンタンはもともと北方地域で考案された食べ物とされますが、のちに南方地域にも伝わり、南方で更に発展して、独立した性格を持つようになりました。今は、北方の餃子と肩を並べて、具材を包む二大粉物料理となっています。

　中身の具材は様々で鮮肉ワンタン、鮮蝦ワンタン、蝦肉ワンタン、菜肉ワンタンがあるほか、煮る、揚げるなどの調理方法も多種多様です。

　今では、中国のどこでもワンタンが食べられますが、地方によって皮の形や具材がそれぞれ違い、地域のワンタンの食べ比べも面白いことです。中国のほとんどの地域では、ワンタンのことを漢字で「餛飩」と表記しますが、四川省では「抄手」、広東省では「雲呑」、湖北省では「包麺」、江西省では「清湯」、新疆では「曲曲」となります。表記が異なるように味にも違いがあります。皆さん、中国各地を訪れたら、是非、様々な地域のワンタンを召し上がってください。

2時間目　江蘇省常州市の観光スポットとグルメ

　常州市は、長江デルタ地域、江蘇省南部に位置し、無錫の西側にあります。蘇州、無錫とともに、「蘇錫常経済ベルト」と呼ばれています。この地域は、江蘇省だけではなく、全国においても経済がかなり発達している地域です。

　この時間では、常州市のグローバル恐竜城と春秋淹城観光地という現地のメジャーな観光地のほか、グルメとして、天目湖砂鍋魚頭、糟扣肉という看板料理をご紹介します。是非、お聞きください。（まとめ：任春生）