＜SCO青島サミット＞メンバー国メディアが習主席の談話に注目

　習近平国家主席は10日、上海協力機構（SCO）メンバー国首脳理事会第18回会議（SCO青島サミット）で重要な談話を発表し、SCO運命共同体の構築に向けた力強い決心を示しました。

　ロシア独立テレビ（NTV）は「サミットはメンバー国のハイクオリティな協力と団結を示し、地域の繁栄・発展・融合の青写真を描いた」と報道しました。

　タジキスタンの通信社は「SCOは地域の安定維持に取り組んでいる。サミットは世界の平和・平等・協力を希求する力を団結させることになる」との記事を掲載しました。

　アフガニスタンのアナリストは「習主席の言うとおり、『SCOメンバー国によるテロリズム、分裂主義、極端主義の打倒についての2019年から2021年にかけての協力綱要』を積極的に実施していくべきだ。これら措置の実施によって、地域内すべての国々は力を合わせ、課題に対応していけるだろう」と見ています。

　また、習主席が提出した「SCO・アフガニスタン連絡グループ」の役割発揮など一連の措置については、ベラルーシ国立大学国際関係学部のシャドゥルスキー学部長が高い評価を与えています。（殷、む）