北京
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王毅国務委員兼外交部長は10日、山東省青島で、メディアを前に上海協力機構(SCO)サミットの成果を説明しました。
今回のサミットの特色や意義について、王部長は「これまでと比べて今回は規模が最も大きく、レベルも高く、成果も多かった。過去最高の記録を生み出した」と評価しました。
王部長は、「今回はメンバー国が拡充して初めて迎えたサミットである。現在、SCOはメンバー8カ国、オブザーバー4カ国、対話パートナー6カ国を有し、経済規模は世界の20%、人口は40%以上を占めており、世界で面積が最も広く、最大の人口を抱える総合的な地域組織となった。12カ国の国家元首や政府首脳と、10の国際組織や機関のトップが参加したほか、外国のゲストが2000人以上、報道陣の数は3000人以上に達した。また、23の協力文書が調印され、成果が最も多かったサミットとなり、予想以上の成果も収めた。特に大きなものは、『上海精神』を強調したこと、運命共同体の意識を形成したこと、グローバルガバナンスに関するSCOの主張を掲げたことなどだ」と述べました。
サミットの成果について王外交部長は、「運命共同体を構築するために連携を強化することで各方面が合意した。まとめて言うと、5つの成果があり、1つ目はSCOの発展へ新たな計画が示されたこと、2つ目は安全保障面で新たな措置が打ち出されたこと、3つ目は経済協力に新たな動力が注がれたこと、4つ目は人的協力で新しい成果を収めたこと、5つ目は対外往来で新たな局面が切り開かれたことである」と指摘しました。(玉華、森)