北京
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上海協力機構(SCO)加盟国首脳理事会第18回会議、すなわち上海協力機構青島サミットが、9日から10日にかけて山東省青島市で開かれます。
今回のサミットは、上海協力機構が加盟国を増員してから初めての開催です。インドとパキスタンの加入は、機構の発展に積極的な効果をもたらすと見込まれています。
インドとパキスタンは去年6月15日に、正式に上海協力機構に加盟しました。これについて、インド駐在の羅照輝大使は「メンバー国が8カ国に拡充された上海協力機構は、カバー範囲が北極からインド洋までをまたがるようになり、ユーラシア大陸の面積の5分の3を占めている。域内の人口は31億人を上回り、国内総生産(GDP)が17億ドルを超えている。これによって、上海協力機構の国際的な影響力は強まり、発展の大きな力になっている」との見方を示しました。
また、上海協力機構のアリモフ事務総長は「インド・パキスタン両国の加入は、南アジア諸国同士、とりわけインド・パキスタン間の地域安全とテロ取り締まりに関する協力に有益だ。両国が上海協力機構内の協力に積極的に参与すれば、機構の国際色はより豊かになり、その影響力は上海協力機構の外部にまで及ぶだろう」と強調しました。(朱、謙)