北京
PM2.577
23/19
2日、浙江省の美術館で、フランスの19世紀新古典主義の画家・アングルの作品展が開幕しました。「アングルの巨匠の道――出身地のモントーバン博物館からのコレクション」というタイトルで、今回は中国での展示ツアーの最終ステージとなるものです。
展示会は、「アングルが見た自分」「アングルが見た世界」「世界から見たアングル」という三つのパートに分かれ、70点の展示品のうち本人の作品が40点以上で、それ以外はアングルを描いた肖像画や彫像、そしてアングル本人のコレクションです。
1780年にフランスのモントーバンで生まれたアングルは、15世紀のイタリアの絵や古代ギリシャの陶器に描かれた絵を学び、精巧な技法でラインや構図を重視し、肖像画を得意としました。代表作は『泉』、『グランド・オダリスク』、『リヴィエール夫人の肖像』、『ヴァルパンソンの浴女』、『トルコ風呂』などがあります。(李陽、森)