北京
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中国障碍者連合会が指導し、国家芸術基金の賛助の下、中国障害者事業宣伝促進会が主催する「香りの分かち合い―中国中西部地区百県百回書画巡回展」が重慶入りし、約二週間にわたる展示がスタートしました。メインイベントの一つである「仁美」書画展は、国内の80名以上に及ぶ優秀な障害者による約百点あまりの書画作品を展示するほか、中国画の名家を招聘、障害者たちに絵画の技法を教授する「チャリティセミナー」を開催し、100人あまりの書画愛好家を集めました。
中国花鳥画研修院の院長である中国書画の名家徐湛氏は「日常の授業でも、書画芸術を愛する障害者の方々をたくさん見てきた。彼らの向上心と努力を怠らない精神には感動の一言しかない。力を尽くして、彼らの成長に役立ちたいと思っている」と語りました。
中国障害者事業宣伝促進会の副秘書長である徐鋼氏は、「美しい書画は障碍者たちの理想に力を添え、書の香りは彼らの才能を育てる。『仁美』書画巡回展は、障害を持つ芸術愛好者のために、展示と交流のプラットフォームを提供している。芸術という形を通じて、人道主義、慈しみと愛、人間本位の価値観を広め、社会の各界に障害者の精神世界を理解してもらい、障害者の粘り強い奮闘の精神、挫けぬ意志と優れた精神を感じてもらいたいと考えている」と語りました。(とんとん、む)