北京
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中国のラブコメ『超時空同居 (How Long Will I Love U)』が、パワフルな「アベンジャーズ」に逆転勝ち!興行収入は5億元を突破しました。本作は同じくランクイン中の話題作『後来的我們(Us And Them)』と同様、女性監督による作品として注目を集めています。一方の『アベンジャーズ/インフィニティ・ ウォー(中国題:復讐者聯盟3:無限戦争)』は21億元を突破し、洋画としては今年の年間1位となっています。
~作品紹介~
【1位】超時空同居 (How Long Will I Love U)
公開日:2018年5月18日
監督:蘇倫(スー・ルン)
主演:雷佳音(レイ・ジャーイン) 佟麗婭(トン・リーヤー) 徐崢(シュー・ジェン)
1999年を生きる男性と、2018年を生きる女性がひょんなことから同じ部屋に住むようになったというタイムスリップ系ラブストーリー『超時空同居 (How Long Will I Love U)』が遂に1位に登場! 馮小剛(フォン・シャオガン)監督の撮影クルーとして活動してきた女性監督、蘇倫(スー・ルン)の初長編映画で、主演は今旬な俳優、雷佳音(レイ・ジャーイン)と佟麗婭(トン・リーヤー)のほか、同作でプロデューサーを担当している徐崢(シュー・ジェン)も出演しています。
【2位】アベンジャーズ/インフィニティ・ ウォー(中国題:復讐者聯盟3:無限戦争)
公開日:2018年5月11日
監督:アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr. クリス・ヘムズワース マーク・ラファロ クリス・エバンス スカーレット・ヨハンソン
「アイアンマン」「マイティ・ソー」「ハルク」「キャプテン・アメリカ」「ブラック・ウィドウ」など定番の人気スーパーヒーローから、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ドクター・ストレンジ」「スパイダーマン(ホームカミング版)」、そして「ブラックパンサー」といった新キャラクターまで、マーベルコミックのスーパーヒーローが大集結!アベンジャーズの面々が、宇宙最強の敵サノスと激しい戦いを展開するストーリーで、スーパーヒーローファンなら見逃せない1本です。日本では中国より一足早く2018年4月27日に封切られました。
【3位】ア・クワイエット・プレイス(中国題:寂静之地)
公開日:2018年5月18日
監督:ジョン・クラシンスキー
主演:エミリー・ブラント ジョン・クラシンスキー ミリセント・シモンズ ノア・ジュプ
全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー『ア・クワイエット・プレイス(中国題:寂静之地)』がトップ3をキープ!音に反応して人間を襲う「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕した世界で、ブラントとクラシンスキー扮する夫婦とその子どもの一家4人は、日常会話に手話を使うなど「静寂な日々を送る」工夫をしますが、果たして恐ろしい「何か」から逃げ切ることはできるのでしょうか!本作の日本公開は2018年秋を予定しています。
【4位】ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー(中国題:游侠索羅:星球大戦外伝)
公開日:2018年5月25日
監督:ロン・ハワード
出演:オールデン・エアエンライク ウッディ・ハレルソン エミリア・クラーク ドナルド・グローバー タンディ・ニュートン
『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』に続く「スター・ウォーズ」のスピンオフシリーズ第2弾が中国で初登場4位!この知られざる新たなエピソードは、ハリソン・フォードが演じたシリーズ屈指の人気キャラクター、ハン・ソロの若き日の姿を描くSFアドベンチャーとなっています。「スター・ウォーズ」シリーズ第1作『スター・ウォーズ 新たなる希望』でルークやレイアと出会う前のハン・ソロが、アウトローながら内に秘めた正義感で数々の試練に立ち向かっていく姿を描いています。主役である若き日のハン・ソロを演じているのは『ヘイル、シーザー!』で注目された新星のオールデン・エアエンライクで、監督は『ダ・ヴィンチ・コード』などで知られるロン・ハワード。今作は5月25日に中米同時公開後、日本では6月29日公開の予定です。
【5位】おとなの事情(中国題:完美陌生人)
公開日:2018年5月26日
監督:パオロ・ジェノベーゼ
主演:ジュゼッペ・バッティストン アンナ・フォッリエッタ マルコ・ジャリーニ エドアルド・レオ バレリオ・マスタンドレア
2016年のイタリアの話題作『おとなの事情(中国題:完美陌生人)』がこの5月に2年越しの中国公開を実現!食事会に集まった7人の大人が、「届いたメールは全員の目の前で開くこと」「かかってきた電話はスピーカーモードで受けること」という「信頼度確認ゲーム」を展開し、さまざまな疑惑が巻き起こっていくというストーリー。やや非現実的なシチュエーションながらも、スマホ社会の諸問題を掘り起こすリアルさもある、まさに「おとなの事情」が分かる1本となっています。「イタリア映画祭2018」に出品された『ザ・プレイス』(2017)のパオロ・ジェノベーゼがメガホンを取り、『人生、ここにあり!』のジュゼッペ・バッティストンらが出演。本作はイタリア版アカデミー賞といわれるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で作品賞と脚本賞を受賞。日本ではこの3月にすでに公開されました。