北京
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キャノン株式会社副社長執行役員、キャノンアジアマーケティンググループ社長、キャノンチャイナ社長兼CEOを務める小澤秀樹氏が25日、日本語を勉強する中国人学生、そして在中日本人留学生らを対象に、北京大学で「キャノンのグローバル戦略」をテーマに講演会を開催しました。
小澤氏は、これまでの仕事と海外での歩み、そして企業の理念など、自分自身の経歴をベースとした話題に始まり、自己価値観の実現、職業に関する自らの観点や学生たちへのアドバイスなどを観衆に語りかけました。
講演会を聞いた北京大学の宋春暁さんは、「2003年のSARSの時期、香港に進出しているキャノンが地元の人々を激励し、それが今の『感動常在』というスローガンの原点になったというお話にとても心温まるものを感じました。お話を聞いて、これまで遥かに遠い存在というイメージのある企業だったキャノンを身近に感じるようになりました」とその印象を語りました。
北京大学に留学中の日本人学生村上春菜さんは、「情熱が大事だというお話がとても心に響きました。自分自身がやることをなんでも楽しむという、小澤さんのような考え方ができるようになったら、きっと幸せだろうなと感じました」と語りました。
また、同じく北京大学に学ぶ松村有希さんは、「不安症の私も、小澤社長のように色々な経験をされて成功されたエピソードを聞いて、一回しかない人生で、様々なことにチャレンジしたいと思いました」と語りました。
講演会終了後、キャノン人事部のスタッフが登壇し、中日両国の学生らにキャノンへの就職に関する説明会を開きました。(取材&写真:トントン)
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