北京
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CRIに咲く今日のさくら 4月5日
11~24℃(晴れ時々曇り)/撮影:劉叡
【CRIさくら探検隊】から
今日は、昼間は晴れていましたが、午後から雲が次第に厚くなりました。CRIの桜はほとんど散りましたが、一面に広がった花びらが、独特な風景を演出してくれています。毎年、あっという間に咲いてはすぐに散ってしまい、日本のように長く楽しむことはできないCRIの桜ですので、局員たちは忙しなく花見をしています。ところが、今年は昨年より1週間ほど早い開花でしたが、見ごろの期間は1日長くなり多くの人々を楽しませてくれました。
今年のCRIの桜は見納めを迎え、本日をもって更新を終了します。日々ご覧いただき、誠にありがとうございました。来年もぜひお楽しみに!
探検隊員のあいさつ
【劉叡 隊員】から
今年のCRIの桜は、3月7日から今日まで、1か月弱観測しました。これは私の入局以来、最も長い期間となりました。
CRIの桜はすごく立派に咲いていますが、実は今、北京市内では多くの桜の名所が生まれています。最も有名な「玉淵潭公園」は、過去に特集を組んでお届けしました。その他に、今回たくさんの応募作品があった「北京外国語大学・北京日本学研究センター」では、去年19本の桜が植えられ、今年から桜の花道を見ることができます。また、「北京植物園」には田中角栄元首相が中日国交正常化を記念して中国に贈呈した桜があるほか、去年新たに60本ほど桜を植樹したそうです。また、「オリンピック森林公園」の桜林もすくすく育ち、毎年多くの観光客を引き付けています。年々増えてゆく北京の桜の名所、今後の春も楽しみです。
【梅田 謙 隊員】から
北京に来て2度目の春になりました。入局したのは冬でしたので、翌春に咲いたCRIの桜を観て、北京で立派に花を咲かす様に驚いたことをよく覚えています。日本から贈られた桜が、中国で丹精込めて世話され、咲いた花はCRIの各国職員たちが愛でるのですから、感動的な光景です。
「さくら便り」はまだ立ち上がって間もないコーナーですが、「探検隊員」たちは毎年、春が近づくと、今年はどうやって両国の(時には世界の)桜の美しさを伝えようかと頭を捻っています。それは年に一度の幸せな時間でもあります。来年もまた、この時期にお会いできることを楽しみにしています。