北京
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23/19
19日の午前、南京市の聾唖人学校で、生徒たちが日本からの留学生に学校の案内をしている光景が見られました。これは、10年前に発足した「中日学生手話交流大会」という事業の一環で、今年でちょうど10回目となっています。
今回のイベントは去年の11月、中国在住の日本人学生を募集し、早稲田大学、同志社大学、筑波大学、東京外国語大学、名古屋大学からあわせて10名の学生がチームを組みました。約3カ月間手話を練習し、「中国障害者の日」に合わせて、南京市聾唖人学校にやってきました。
聾唖人学校の生徒による学校案内の後、日本人学生の10人が体育館で「第10回中日学生手話交流大会」と書かれたお揃いの白のTシャツを着て、中国語のほかに手話を使って自己紹介をしました。そして、日本の伝統舞踊「ソーラン節」や、若者の間で流行のダンス、手話を使っての励ましの歌などを披露しました。一方、生徒たちも、中国の民族舞踊や現代のダンスを見せてくれました。そして最後に、例年通り全員で「陽光総在風雨後(明るい光はいつも風雨の後に)」を歌い、互いにプレゼントを交換し合いました。
このほか留学生たちは、南京大虐殺記念館や老人ホームなども訪問しました。(取材:ミン・イヒョウ、王巍、とんとん、チェック:森)