北京
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中日平和友好条約締結40周年を記念し、北京外交人員人事服務公司と北京日本倶楽部の共同開催による第1回中日友好囲碁交流会が19日午前、北京市中心部の天地間囲碁会館で行われました。
北京外交人員人事服務公司などからの中国人10人と、北京日本倶楽部の日本人4人の囲碁愛好家が、約2時間にわたり対局しました。
真ん中が北京外交人員人事服務公司の江強社長
交流会の冒頭で、北京外交人員人事服務公司の江強社長があいさつし、「中日両国は今年、平和友好条約締結40周年を迎える。また、李克強総理が先ごろ、日本訪問を成功裏に収めた。両国のハイレベル交流や民間交流が盛んになっている。中国語に“国の交わりは民の相親しむにあり”という言葉があるが、中日両国が囲碁を含むあらゆる手段を通して交流を深め、友情を維持していけるよう願っている」と述べました。また、「来年は日本の将棋も取り入れ、囲碁と将棋の交流会を催し、さらに再来年以降も開催していきたい」との計画を明らかにしました。
日本大使館の渡会隼人氏
日本大使館の代表、渡会隼人氏は「両国のハイレベルな交流はもちろん重要だが、それよりも民間交流がさらに重要と考えている。この囲碁交流会を通じて、両国国民の友好をさらに深め、また相互の理解を深められることを期待している」と語りました。
加茂一良さん
囲碁歴およそ30年という日本人の加茂一良さんは「中国の方との囲碁交流は初めてである。このようなイベントがもっと早く開催されればよかった。非常に楽しく参加した」と話しました。
三浦智志さん
また、北京在住で会計事務所に勤務している三浦智志さんは「高校の時から囲碁をしていた。日頃、日本人とは対局しているが、中国人との対局はなかったので、非常に良い機会をいただいて参加した。皆さんの優しい心遣いで、楽しい思いをさせていただいた。今後もこのようなイベントがあったら参加したい。可能であれば、日本でも中国の方を招いた友好大会が開けたら最高だ」との期待を述べました。
北京外交人員人事服務公司の陳継兵さん
さらに、中国側メンバーの陳継兵さんは「中国と日本が力を一つにして催したイベントだけに、打つ人も見学者もとても楽しく過ごせた。この交流会は、中日両国の民間交流を促す上でとても有益な試みとなった。今後は年に1度と言わず、半年に1度くらい開催できれば嬉しい」と語りました。(取材:斉鵬、李陽)
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