北京
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23/19
第2回「よりよき世界のためのAIグローバルサミット」(AI for Good Global Summit)が15日からジュネーブにある国際電気通信連合(ITU)本部で開幕しました。3日間にわたる会議では、国連の持続可能な発展目標の実現と人類の福祉増進に向けた人工知能の活用を巡って、討議が行われます。
ITUの趙厚麟事務総局長は開幕式で挨拶し、「よりよき世界のための人工知能をテーマとする一連のイベントは、国連の枠組み内で人工知能の活用を討議するための、ITUが主導するプラットフォームだ。情報通信技術を担当する国連の専門機関として、ITUは全世界からの参与を呼びかけ、国連の持続可能な発展目標の実現と人類の福祉増進に向けた人工知能の活用を巡る討議を推し進めていく」と述べました。
サミット開催期間中、様々なプレゼンテーションと展示イベントが開催される予定で、女性を守るDV対策、幼児虐待防止、口腔がん予防、うつ病治療などの分野における人工知能の活用が展示されるほか、オランダ人が発明した高齢者用介護支援ロボット「アイリス」や、人型ロボットなども登場します。(洋、謙)
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