北京
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1時間目、中国総理の8年ぶりの日本訪問を振り返る、「大地の芸術祭」が北京で海外の初記者会見
担当:王小燕、斉鵬
前半「旬な話題」では、先週の李克強総理の公式訪日にスポットを当ててお伝えします。李克強総理は5月8日から11日にかけて、中国の総理としては8年ぶりの日本公式訪問を行いました。中日韓サミットや安倍首相との会談、中日平和友好条約締結40周年記念式典、北海道視察など、3泊4日の短い滞在でしたが、盛りだくさんの予定で、成果も多く上げました。今回の訪問で注目された李総理の言葉や中日両国の合意事項にスポットを当ててご紹介します。
後半の「スペシャルバスケット」では、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」関連の動きです。世界最大級の野外芸術祭として知られる「大地の芸術祭」、先週、初の海外記者会見を北京で開きました。同芸術祭の中国公式提携先であるHUBART(瀚和文化)が発表会を主催し、中日両国のアーティストやメディア、地方政府関係者など約130人が集まりました。
日本からは開催地・新潟県十日町市の関口芳史市長(芸術祭実行委員長)、総合ディレクターの北川フラム氏、中国のアートベース「中国ハウス」所在地である室野集落の佐藤達夫区長をはじめ、鞍掛純一氏、馬岩松氏など、両国のアーティスト代表が出席しました。佐藤区長をはじめ、鞍掛純一さん(日本大学芸術学部)、鄭宏昌さん、張哲溢さんなど中日双方のアーティストたちにマイクを向けてみました。
2時間目 フォーカス「第6回中日韓メディアシンポジウム」
担当:王小燕
5月10日、中国メディアテレビ総台(旧CRI)局内で開かれた「第6回中日韓メディアシンポジウム」の様子をお届けします。
今回のシンポジウムは「マルチメディアの融合発展とイノベーション協力」をテーマに、3カ国の主要メディア約40社の代表が出席しました。
中国代表団の団長は、中国記者協会の王冬梅書記です。王書記は午前中の全体会議の司会を務めました。メインテーマのほか、午後からは「二国間関係の促進におけるメディアの役割」、「朝鮮半島の平和安定の維持」というサブタイトルをめぐっての議論も行われました。
今日の番組では、三カ国の代表による基調講演や団長による総括をピックアップで紹介し、一部の参加者の感想をインタビューしました。。
インターネットとSNSの普及による個人メディアの台頭は、メディアの在り方をどのように変え、既存メディアとしてこうした変化にどう立ち向かおうと考えているのか。三カ国のメディア人の共通した問題意識にフォーカスしてみました。