北京
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中国国家外国専門家局と日本の科学技術振興機構(JST)の共催で、中国と日本の大学、人材、技術関係者などが集い交流する「中日大学フェア&フォーラム」が12、13日の二日間、広州市花園酒店で開催されました。
12日は中日の大学学長の個別面談が行われ、日本からは早稲田大学、お茶の水女子大学など36校が、中国からは蘭州大学、大連理工大学など広い範囲から54大学の学長が参加しました。ここでは、大学ごとに交換留学生、教師派遣などについて踏み込んだ意見交換が行われ会場は熱気に包まれました。
また、同時に環境、医療などの最先端技術を紹介する「日本技術展」、留学希望者などに向けた「大学紹介コーナー」も設けられ、多くの人が訪れました。
夕刻には、中日の関係者に人的ネットワーク拡大の場を提供することを目的に、交流会が開催されました。先ずJSTの上席フェロー沖村憲樹氏が主催者として挨拶し、このイベントの16回の歴史を振り返り、関係者の尽力に感謝するとともに、今後の日中関係の科学技術交流が新たな段階に入ったと述べました。この後、中国側からは広東省外国専門家局の楊偑軍氏が挨拶、続いてJST齋藤仁志副理事の乾杯の発声で和やかな交流会がスタートしました。会場を埋めた800人を超える日中の参加者は名刺交換をしたり、中国語、日本語、英語で友好交流を深めました。
13日は中日大学フォーラムが行われ、午前中は中国国際人材交流協会、日本技術士会、広東工業大学などがそれぞれ講演しました。午後には、「ナンバーワンを目指す学科構築について」と「オンリーワンを目指す大学の経営理念について」の2つのテーマで分科会が実施され、5会場で中日の大学の取り組みが紹介されました。
なお、今回のイベントには中国からは1500余人、日本から60を超える大学、機関から200人超が参加しました。
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