北京
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1時間目 中日関係&フリーランス時代
<ライフマガジン>
話題1:中日関係の改善と発展
中国の李克強総理はこのほど、東京で中日韓首脳会議に出席した後、日本を公式訪問しました。これは2010年5月、温家宝前総理の訪日以来、中国指導者の8年ぶりの訪日でした。これについて、両国の有識者は、今回李総理の訪日は、両国のハイレベル訪問の再開となり、共通の利益を固め、協力の可能性を拡大し、経済貿易協力の安定化を促すだろうと、大きな期待を寄せました。<ハイウェイ北京>、今日の最初の話題は、中日関係の改善と発展にクローズアップします。
話題2:日本のフリーランス時代
就業構造は大きな変化を見せている今。「フリーランス」になる人がどんどん増えています。自分らしく生活しながら仕事をしたいと思っている人がますます多くなるでしょう。一方、隣の国・日本では、もはや中国より一歩早めに「フリーランス時代」に突入しているようです。これは日本の伝統的な就業スタイルにどんな衝撃を与えるのか、まさか日本の就業スタイルに、ターニングポイントを迎えているのではないかと、中国人の注目を集めています。今日の<中日カルチャーショック>では、中国人から見た日本のフリーランス時代突入に迫りましょう。
2時間目 <技術中国>11回目 中国のリニアー技術
皆さんにとって、中国と言えば、何を思い出しますか。このほど、当代中国と世界研究院は北京で、「中国国家イメージグローバル調査報告(2016/2017)」を発表しました。それによりますと、59%の海外回答者は中国の科学技術とイノベーション能力を認め、海外認知度最も高いのは、中国の高速鉄道で、その次は宇宙探査技術とスーパーコンピューターだったということです。そして、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、シリーズ番組<技術中国>をお届けします。11回目は中国のリニアー技術にクローズアップします。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。
リニア交通は磁気浮上により、レール上すれすれを飛行します。車体とレール間の距離は約0.8センチで、「高度ゼロの飛行機」とも呼ばれています。時速600キロメートルのリニアモーターカーは2020年に、サンプル車両第1号を引き渡しすると計画されています。高速鉄道世界一の座にどっしり座ると同時に、「リニア時代」が今またひそかに押し寄せています。
一方、北京西郊外にある門頭溝区と石景山区の苹果園を結ぶ、京初の中低速リニアライン「S1線」が去年12月に正式に開通し、試験運転を始めました。中国が独自の知的財産権を持つ中低速リニアラインは、長沙リニア快線に続き、これが2本目となります。S1線は、全長10キロ。1日あたりの乗客数は延べ16万人、通年で約5000万人に達するとみられています。世界で輸送能力が最大の中低速リニア交通の商業運営ラインとなります。では、都市軌道交通とすれば、地下鉄と比較した場合、中低速リニアにどのような優位性があるのでしょうか。