北京
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1時間目 中国特産巡り、青茶(烏龍茶)
青茶は「烏龍茶」のことで、新鮮な茶葉を半発酵させたお茶です。発酵度の幅は15~70%までと幅広く、発酵度が高くなるにつれて、水色ばかりでなく、香りも味も薄いものから濃厚なものへと変化します。
産地には福建省南部の安溪県(鉄観音、黄金桂など)、福建省北部の武夷山市(大紅袍、鉄羅漢などの武夷岩茶)、広東省北部(鳳凰単欉など)、台湾省(凍頂烏龍茶など)があり、烏龍茶にもいろいろな種類があることがわかります。
青茶の魅力といえば、花のような特有の香りです。青茶の高い香りは、気分をリラックスさせ、食後には口中をさっぱりさせる効果があります。
青茶にはポリフェノールが多く含まれています。血液中の中性脂肪を減少させ、生活習慣病の予防やダイエットに効果があるほか、特に、老化を進ませる活性酸素の発生を抑える効果があるといわれています。食前の一杯は食欲増進、食後の一杯は消化促進の作用があるようです。青茶は、ビタミンCやポリフェノールが豊富ですが、胃の弱い方はほどほどの摂取量にした方がよさそうです。青茶の詳細について、是非、お聞き逃しのないように!
2時間目 福建省安渓県の観光スポットとグルメ
福建省東南部にある安渓県は、泉州市管轄下の県で、泉州市の西南部にあります。面積は3057平方キロ、人口は約98万人(2010年)。鉄路や空路が整っており、北京や上海から高速鉄道で繋がっているほか、飛行機で行くこともできます。
今日の番組では、安渓県の清水岩、安渓文廟をはじめ、現地のB級グルメの米粉、蒸咸笋包をご紹介します。是非、お聞きください。(まとめ:任春生)