北京
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中日平和友好条約締結40周年記念事業の一環として、「中日友好の伝承と発揚-青年交流会」が26日、北京外国語大学で行われました。交流会に出席した中日友好人士は5月に予定されている李克強総理の訪日に期待を寄せました。
中日友好協会元秘書長の呉瑞鈞氏は、「中日関係はここ数年、様々な困難にぶつかり、苦境に立たされた。回復の兆しが見られる今日、李克強総理は訪問を通じて、両国間に存在する課題を日本側と話し合い、中日友好をかつての積極的な状態に戻せるよう心から祈っている」と語りました。
日中友好協会の岡崎温理事長は、「国交正常化45周年に続き、今年は日中平和友好条約締結40周年の年である。日中関係は少しずつ良くなってきたが、本当の意味での両国関係は深まっていないと思う。李克強総理の訪日により、少しでも両国関係が深まり、交流の範囲が広がることを期待している」と述べました。
また、日中友好協会の西堀正司専務理事は、「熱烈歓迎する。ここ数年、両国関係は厳しい状況にあったが、それを大きく転換して、日中の大きな発展のチャンスにしてほしいと思う。特に19回党大会並びに全人代で決まった方針を日本の国民に詳しく説明してほしい」と希望を示しました。
交流会に参加した日本人留学生は、「首脳レベルの交流は滅多にないと聞いている。今回をきっかけに、日中間の教育、そして青少年交流に関して、より深い日中間での交流が実現できれば、よりよい関係改善に繋がるのではないかと思っている」と話しました。(写真・文責 張怡康)
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