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中日国交正常化45周年特別企画 「国交正常化45年の歩みーあの日、その時」。
今年は中日国交正常化45周年です。この記念すべき年を迎えるに当たり、中国国際放送局は特別企画「国交正常化45年の歩みーあの日、その時」を毎週土曜日にお送りしています。お相手はミン・イヒョウです。
今日は日本からの友好の使者―ドラえもんにスポットを当ててドラえもんの中国での軌跡をご紹介します。
ドラえもんと言えば、中国で最も人気のある日本のキャラクターと言っても過言ではありません。ドラえもんは1980年代に「機器猫(ロボットネコ)」のタイトルで漫画が中国で初出版されました。当時、「漫画は子供の読み物」と先入観のあるがあった中国では子供の間でしか人気が出ませんでした。その後、アニメのテレビ放送はが1991年からより開始しました始ま。ると、テレビが主要メディアの時代であったため、ことから、子供だけでなく幅広い層にわたり、ファンを増やしてきました。
ところで、「ドラえもん」の中国語訳は、80年代から90年代にかけて「機器猫(ロボットネコ)」や「小叮当(首につけた鈴の音から“シャオディンダン”)」などがかなり浸透していましたが、ここ10年間で中華圏で統一しようとの呼びかけにより、ここ10年で音訳から生まれた「哆啦A夢(ドゥオラーエイモン)」が定着しました。80年代から90年代には、中日両国の文化交流はまだ出だしのころであったため始まったばかりだったため、ドラえもんの漫画とアニメを通して初めて初めて日本の家庭のあり方、学校の様子、社会、スポーツ、音楽などの生活に触れ、初めて日本の魅力を感じた中国人が大勢いました。特に、中国の若い世代にとっては、あこがれの存在でもありました。
漫画やアニメの影響で、ドラえもん人気がはすぐさま中国全土に広がり、ドラえもんの関連グッズも発売されてました、。そして、今でもいつの時代になっても変わらず人気商品として根強い人気を誇っています取り扱われています。
劇場版ドラえもんの初公開は2007年7月、日本でその前の年に公開された『ドラえもん のび太の恐竜2006(にいまるまるろく)』(2006)でした。それ以来、2008年1月と2009年8月にも『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』(2007)と『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』(2008)の公開が相次ぎ、劇場版の中国公開は3年間続きました。その後、中日文化交流の低迷を受けて、「ドラえもん」の劇場公開は2010年からしばらく中断していましたが、5年後の2015年に復活を遂げました。シリーズ初の3D劇場版『STAND BY ME ドラえもん』が2015年5月28日に中国大陸で封切られました。「ドラえもん」シリーズとして6年ぶり、日本映画の一般公開としては、2011年11月に公開された『名探偵コナン 沈黙の15分』以来、実に3年半ぶりとなりました。久々の一般公開に合わせ、中国版限定ポスターや中国語吹き替え版も制作され、中国タイトルは『哆啦A夢:伴我同行(訳:ずっと私の隣で)』に決定しました。吹き替えキャストは、20年越しに中国版のドラえもんの声に復帰したリウ・チュンイエン(劉純燕)のほか、アイドルグループ「スーパージュニア」の元メンバー、ハン・ギョン(韓庚)やチャン・イーモウ(張芸謀)作品で注目された若手女優の周冬雨(チョウ・ドンユイ)など話題性満点の顔ぶれが勢ぞろいしました。この作品の初動記録は2億4000万元(約47億円)で週間ランキングのトップに立ち、最終興行は5.億3億千万元(約100億円)を計上しましたし、。公開からわずか11日間で日本での最終興行収入83億.8億千万円を驚異的なスピードで超えるなど、中国でのドラえもん人気を再確認させられる結果となり、中国で公開されたの日本映画として一里塚ともいえる言える1本ともなりました。
その後、2016年にも『ドラえもん 新・のび太の日本誕生(中国題:哆啦A夢:新•大雄的日本誕生)』が公開され、1億元以上の興行成績を上げました。そして、今年3月に日本で封切られた『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』がわずか2カ月後にの5月30日に中国でも一般公開を実現しましたされました。中国題タイトルは「哆啦A夢:大雄的南極氷氷涼大冒険」、これは2015年の『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』(2015)以来2年ぶりの、過去作のリメイクではないオリジナル作品でもあり、シリーズとしては初めて南極を舞台にしています。この新作は日本では興行収入41億4795万円を超えてシリーズ最高を記録し、中国では最終的に1.億5億千万元の興行成績を上げたことが先日の発表で分かりました明らかになりました。『STAND BY ME ドラえもん』の中国記録を塗り換えることがはできませんでしたが、今年中国で公開された数多くの日本映画の中では堂々の1位に輝いています。また、今回の『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』によって、再び「中国での3年連続劇場公開」を達成したドラえもん、、来年の新作公開につながっていくようことが期待されています。
実は映画のほかに、も、ドラえもんをモチーフにした展示会も年々毎年のように中国で開催されています。今年も、は、ドラえもん生誕100年を記念する『ドラえもん秘密のひみつ道具100EXPO』展示会が北京、上海、香港、アモイなど各地で開催されました。中国ファンの間では最近近年、「藍胖子(青いでぶちゃんおデブちゃん)」との可愛らしいあだ名までつけられたドラえもん、今後も友好の使者として中日文化交流の第一線第1線で大活躍していくことでしょう。
中日国交正常化45周年記念特別番組「国交正常化45年の歩みーあの日その時」。今日はドラえもんの中国での軌跡についてお届けしました。お相手はミン・イヒョウでした。