北京
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日本のネルケプランニング社が手がける『ミュージカル「陰陽師」~平安絵巻~』が4月22日、北京の展覧館劇場で千秋楽を迎え、日本と中国での全34公演を終えました。
同作は中国のゲーム会社・ネットイースゲームズ(網易遊戯)制作の人気ソーシャルゲーム「陰陽師」を原案にしており、中国発のコンテンツを日本の製作陣が舞台化したことから話題を呼んでいます。
今回の公演は、東京でのプレビュー公演が3月9日から18日にかけて行われた後、本公演として深セン、上海、北京の各都市を巡りました。
千秋楽では、上演後に出演者一人一人による挨拶がありました。鳴り止まぬ拍手の中、主人公の晴明役を演じた良知真次さんは「中国の会社がゲームを作ってくれたおかげで、このミュージカルを作ることができた。次回作と共にまた、中国に戻ってきたい」と中国語を交えながら語りました。
なお、原案の「陰陽師」はネットイースゲームズ社が制作した、日本の平安時代を舞台にしたソーシャルゲームです。2016年9月(日本では2017年2月)に配信が開始され、ビジュアル性の高さと日本の声優を多数起用したことで注目され、全世界で2億ダウンロードを突破しています。
(取材:王小燕、梅田謙、星和明)