北京
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1時間目 故宮博物院&抖音(TikTok)ブーム
<ライフマガジン>
話題1:身近になりつつある故宮博物院
中国の首都・北京を訪れる観光客なら、必ずと言ってもいいほど、故宮博物院を訪れるでしょう。故宮は昔、中国の明と清の時代の皇帝のお住まいで、紫禁城とも呼ばれています。数年前までは高嶺の花のような存在でしたが、ここ数年の故宮の変化は常に人々の注目を集めています。では、故宮はどうやって少しずつ人々の生活に浸透していったのか、ネットで人気を博すクリエイティブグッズはどうやって誕生したのか、その売り上げは何に使われているのか、故宮博物院の単霽翔院長は先日、あるネット番組に出演し、これらの質問に答えました。<ライフマガジン>、最初の話題は、身近になりつつある故宮博物院に迫ります。
話題2:故宮のボランティア
このほど絶賛放送された国宝紹介の番組、「国家宝蔵」では、故宮博物院が「国宝保護者」として招いているボランティアが紹介され、視聴者の注目を集めています。多くの視聴者が故宮のボランティアに敬意を示すと同時に、興味を示しています。では、どうすれば、故宮のボランティアになれるのでしょうか。故宮のボランティアには、1990年代生まれの若い学生もいれば、1950年代生まれのやや高齢の方もいます。様々な世代の人が集まっていますが、故宮のボランティアファミリーの一員になるためには、7つのハードルをクリアする必要があるそうです。
話題3:中国発動画音楽アプリ「抖音(TikTok)」
去年、中国発ショート音楽動画コミュニティアプリの国際版「抖音(Tik Tok)」が日本でリリースされました。すると、その人気はうなぎのぼりとなっており、去年11月には、日本のApp Storeの総合ランキングでトップに立ち、日本で最も人気のアプリとなりました。最近、日本経済新聞社の中国語ニュースサイト「日経中文網」が街中で日本の若い女性100人を対象に調査したところ、そのうち24人がTikTokを使っていることが分かりました。今はスマホを使って秒単位で何かができる時代です。TikTok を使えば、15秒の動画を最短1分で手軽に編集してアップすることができますし、操作が簡単で、多くの人が「一度やってみよう」という気持ちになりがちです。
2時間目:<技術中国>8回目 中国の原子力発電技術
皆さんにとって、中国と言えば、何を思い出しますか。このほど、当代中国と世界研究院は北京で、「中国国家イメージグローバル調査報告(2016/2017)」を発表しました。それによりますと、59%の海外回答者は中国の科学技術とイノベーション能力を認め、海外認知度最も高いのは、中国の高速鉄道で、その次は宇宙探査技術とスーパーコンピューターだったということです。そして、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、シリーズ番組<技術中国>をお届けします。8回目は中国の原子力発電技術にクローズアップします。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。
中国が独自の知的財産権を持つ第3世代の原発技術は自主化を実現し、総合性能で世界トップ水準に達したため、国際競争力を象徴する「国の重機」として、中国製原子炉の海外進出がどんどん進んでいます。中国製原子炉は高い技術を持ち、安全性も優れると海外ユーザーからの好評を得ています。