北京
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4月20日、北京在住の日本人を中心とする組織「北京日本倶楽部」の2018年度総会が、北京市内の長富宮飯店(ホテルニューオータニ長富宮)で開催されました。総会では2018年度の会長にみずほ銀行(中国)有限公司の神崎純一氏が選出され、同日付で任期がスタートしました。
総会後には懇親会が行われ、在中国日本国大使館の横井裕大使をはじめ、中国の各団体からの代表や北京日本倶楽部の会員など計160人が出席しました。
横井大使は懇親会の挨拶の中で、近年になって日中関係改善の兆しが見られると示した上で、「世界と東アジアの状況は様々に変わりつつあるが、これまでと違い、北京が明らかに世界の中心の一つになっている。北京の重要性が増す中で、皆さんと共にこの時代に、ここでめぐり合わせた偶然を大事にしていきたい」と述べました。
また、新会長の神崎純一氏は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)のインタビューに応え、「日中平和友好条約40周年という節目に会長に就任することで、緊張感を持っている。改善されてきた日中関係がさらに深く進展していくよう邁進し、会員の皆さんと一緒に活動を盛り上げていきたい」と抱負を語った上で、「今年も、会員のニーズに合った色々な企画を展開していく。中国人であっても、日本が好きな方であれば準会員として受け入れているので、ぜひ入会して欲しい」と示しました。(取材:趙雲莎、張強)