第18回 暖春の旅

2018-04-20 09:16  CRI

 

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 中日国交正常化45周年特別企画 「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」。

 今年は中日国交正常化45周年です。この記念すべき年を迎えるに当たり、中国国際放送局は特別企画「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」を毎週土曜日にお送りしています。今週は、暖かい春「暖春の旅」と呼ばれた2008年5月の胡錦涛国家主席の日本訪問についてご紹介します。お相手は劉叡琳です。

 9年前の5月、 世界が東京に世界が注目していていますました。2008年5月6日から10日にかけて、中国の胡錦涛国家主席は、日本側の要請に応じて、日本を公式訪問しました。

 全世界、とりわけアジアの人々が今回の訪問に注目するのには、十分な大きな理由がありますした。それはこれは、胡主席がこの年の中国全国人民代表大会で国家主席に再任した後、初のとなる外遊で、中国の国家主席としては、10年ぶりの日本公式訪問となりまするためです。

 それまでの10年間、中日関係はいろいろと様々な紆余曲折を経て、ながらもようやく新たな時代のスタート道を歩んできました迎えてきました。安倍晋三首相の「氷を砕く旅」、温家宝首相の「氷を溶かす旅」、福田康夫首相の「迎春の旅」という3段階の努力があったからこそ、春暖かく、花満開の5月に、胡主席は中日関係に厚い期待を寄せている中国人民の友好的な感情と断固たる信念を携えて、「暖かい春の旅」へとに踏み出しましたすことになりました。

 胡主席が自ら「暖春の旅」と名付けた日本今回の訪日訪問は、ちょうど中日平和友好条約締結30周年という節目の年に当たりますした。5日間の訪日期間中、胡主席は明昭仁天皇と会見し、福田首相と「戦略的互恵関係の包括的推進に関する中日共同声明」に調印しました。

 東京だけでなく、神奈川県や大阪、奈良にも足を運びで、幅広い各界の人々と交流し、未来志向の中日関係の重要性を強調しました。さらに環境・省エネ関連施設としてJFEグループリサイクル工場、松下電器を視察したほか、奈良では法隆寺、唐招提寺などを訪問し訪れ、長きにわたる中日交流の歴史にも焦点を当てましたあてました。

 一連の活動の中、胡主席が行った早稲田大学での講演は、特に人々に強い印象を与えました残しました。

 中日両国人民の友好往来は2000年以上にわたり、世界の民族交流史上の奇跡とも言えるでしょう。長い歴史の中で、中日両国の人民は学びあい、お互いの経験を参考にしあい、融合し合い、それぞれの国の進歩を促進すると同時に、東アジア文明と世界文明の宝庫をも豊富なものにしました。近代に入ってから、日本軍国主義が中国に対して侵略戦争を起こしたことによって、両国の友好関係は大いに破壊されました。この不幸な歴史は、中華民族に莫大甚大な災難をもたらしただけでなく、日本国民にも大きな被害を与えました。歴史は最も哲理に富んだ教科書です。私たちが歴史を銘記することを強調するのは、恨みを抱えつづける続けるためではなく、歴史を鏡とし、未来に向かうためであり、平和を大切にし、平和を守るためであり、そして中日両国の人人民が子々孫々にわたって友好的に付き合い、世界各国の人民が永遠に平和を享受するためでもあります。

 胡主席は早稲田大学での講演で、「戦略的互恵関係」の更なる発展へ強い決意と意欲を示し、未来志向の新たな中日関係の構築を両国国民に呼び掛けました。

 また、2008年は中日青少年友好交流年でもありますした。講演の中で、胡主席は両国の青少年に大きな期待を寄せました。

 両国の青年は中日友好の新鋭です。中日友好の未来は皆さんによって切り開かれます。かつて長きにわたって青少年に関する仕事に携わってきた私は、青少年の皆さんに特別な感情を持っています。1984年、中国政府は3000人の日本の青年を中国に招き、大規模な中日青年友好交流を行いました。私は最初から最後までその交流活動に参加し、日本の青年の皆さんと朝から晩まで付き合い、深い友情を結びました。月日は人々の顔を変えることができますがていきますが、友情がを変えることはできません変わることはありません。青年時代に撒いた友好の種は、永遠に私たちの人生に伴ってくれるはずです。中日友好の種を広く撒き、中日友好の旗印を子々孫々にわたって伝えていくことを願っております。

 講演後、胡主席は福原愛選手との卓球など、青少年若者との交流を行いました。日本国民が中国最高指導者を身近に感じてもらい、相互理解を促し深めていけるように、国民感情の改善に働きかけました。

 「暖春の旅」は名実その名の通り、花を咲かせて実をつけ、中日の「戦略的互恵関係」の具体化を通じて、アジアと世界のより良い未来を共に創り上げていくという中日関係の歩むべき方向性を示し、中日両国に「豊作の秋」をもたらしてくれました。

 

中日国交正常化45周年記念特別番組「国交正常化45年の歩み―あの日その時」。今回は「暖春の旅」と呼ばれたる、2008年5月の、胡錦涛国家主席の日本訪問についてお届けしました。お相手は劉叡琳でした。また、どうぞ次回もお楽しみくださいに。

 

ラジオ番組
10月29日放送分
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