【第13回】井戸掘り中日スポーツ交流

2018-04-19 13:03  CRI

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 中日国交正常化45周年特別企画 「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」。

 今年は中日国交正常化45周年です。この記念すべき年を迎えるに当たり、中国国際放送局は特別企画「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」を毎週土曜日にお送りしています。お相手はミン・イヒョウです。今日は中日両国のスポーツ交流についてお届けしますです。

 まずは1973年4月に遡ります。中日国交正常化を記念してその翌年、日本の国技である大相撲の初めての中国公演「中国親善大相撲」が実現しました。日本から117人が4月3日から17日にかけて北京と上海を訪れ、北京だけでも1万5千人の観客が来場したという空前の盛況ぶりでした。当時の北京の会場は、工人体育館。会場の中も外も、大相撲を楽しみにする人たちで埋め尽くされ、拍手と歓声の渦に巻き込まれていました。大相撲の初中国公演は中国の人たちに日本の伝統国技の魅力をタップリと味わってもらったほか、国交正常化を迎えた両国のスポーツ交流のためにも良いスタートを切りました。当時、中国のまた、周恩来元首相も訪中の力士たちと会い、友好の言葉を交わしました。

 そして31年後の2004年6月、北京では2度目の大相撲北京場所を迎えました。今回は前回と同じ規模で、北の湖敏満・日本相撲協会理事長や横綱朝青龍ら一行111人が訪中しました。相撲でつなぐ中日関係の成長をこの目で見てきた北の湖理事長は、実は31年前の中国公演も経験していました。北の湖理事長は当時19歳で、強い屈強な幕内力士でした。31年ぶりの再訪でだったとなった北の湖理事長は、開幕式のあいさつでは、「31年振りに再び北京に来たことを大きな光栄と思うとともに、責任の重さも深く感じる。中日のさらなる善隣友好関係に貢献できるなら、私たちはさらに嬉しい」と話しました。

 大きな成功を収めた2度目の大相撲北京場所は、計合わせて2万人余りの観客が観戦し、会場の首都体育館はファンの熱気に包まれていました。たった2日間の公演興行でしたが、大相撲は文化性と競技性という二つの魅力を伝え、中国の観客の好感を勝ち得たのです心を掴みました。

 中日の長年にわたる友好と交流の中で、スポーツは重要な促進効果を見せています。大相撲の中国公演は、もはやスポーツの分野を超えて文化交流の一大イベントになり、力士たちもは中日友好交流を進める重要な使者とも言えるでしょう。スポーツによって選手たちは切磋琢磨し、感想言葉を交わし、友情を深めて、民間における友好の使者としての役割を果たしています。

 次は2005年4月に遡ります。中国でも人気の高い卓球の福原愛選手についてお話ししますしょう。福原選手は1988年宮城県仙台生まれで、史上初の全日本グランドスラム達成者であり、五輪オリンピック2大会連続のメダリストとして知られており、です。中華圏では「小愛」(シャオアイ)等の愛称で親しまれています。

 2005年4月1日に、福原選手は中国で最もレベルの高い中国超級(スーパー)リーグに参加参戦し、遼寧本鋼チームと契約しました。当時、中国外務省の劉建超報道官は定例記者会見で、福原選手が中国遼寧省のチームに加入することについて次のように述べました。

 「日本の有名な福原愛選手は日本のファンだけでなく、中国でも歓迎されていて、中国の多くの卓球ファンも彼女を非常に好きだが大好きだ。福原選手が遼寧省のクラブに入ったことを心から歓迎し、またクラブで楽しく過ごして、中国の大会で良い成績をあげるようことを希望している。われわれは、こうした極めて有益なスポーツ、文化事業の交流が中日両国人民の相互理解と友好を一層深めると、同時に、中日両国間の全面的関係発展と改善に一定の役割を果たすよう希望している願っている」とのこと。

中国で福原選手の人気が高い最大の原因理由は、2005年からのこの2年間、遼寧本鋼チームに所属したことだといっても言っても過言ではありません。テレビ番組に出演した際には、彼女の笑顔が視聴者を魅了したほか、なんといっても、中国語がめきめき上達していくことに、中国人も驚いたようです。 

 福原選手は、チームのメンバーとの交流を通じて中国語を身につけました。したがって、東北なまりの中国語を操ることが中国人のも親近感を増してきましたすことになりました。そのため、「東北なまりの中国語を話す、唯一の外国人選手」などとも言われています。チーム仲間との交流がよりスムーズになるように身につけた、「標準語としては難点がある」ということがかえって、好感度をアップしているわけですに繋がったようです。

 福原選手は日本にいる時とは違い、中国ではインタビューの時など、とにかく流暢な中国語を話します。語学能力、そしてビジュアル的にも中国人の心を掴んでおり、中国での知名度と人気は日に日に高くなっています。一方でその中国語の流暢さから結構大きなショックを受ける日本人中国語学習者はも少なくありません。同時に気合を入れなおして頑張ろうと思う人も大勢いるはずです。そういった意味で彼女の中国語は、中日双方に良い影響を与えていると思います。

 福原選手の笑顔に魅了される中国人も多いですが、負けた際ときの涙も「責任感の強さを示すもの」と理解されてできて、より多くの人から支持を得ていました。

 そんな福原愛選手は2016年9月に台湾の江広傑選手と結婚しました。今は卓球から一時期少し離れて夫婦でドイツでの新婚生活を送っている幸せムード全開の福原選手ですが、卓球王国・中国でのアイドル並みの人気は今後も続くことでしょう!

 中日国交正常化45周年記念SPシリーズ特別番組「国交正常化45年の歩み―~あの日その時」。今日は中日両国のスポーツ交流についてお届けしました。お相手担当はミンイヒョウでした。は

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10月29日放送分
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王巍