北京
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2011年8月、中国共産党の中央政治局常務委員会と中央政治局は18回党大会の代表の選挙に関する特別会議を開き、選出その指導思想と政策規定を明らかにしました。
2011年10月、共産党中央は「中国共産党18回大会に参加する代表の選挙に関する通知」を発表し、18回党大会の代表人数を2270名とし、全国の40の選挙部門から選出することを明らかにしました。そのうち、省(区、市)の代表人数は1515人です。(中央から指名された代表候補を含まない)18回党大会の代表は、共産党員の優秀な代表であり、揺るがない理念、正しい政治的立場、良好な人徳、優れた業績、および代表としての責任を果たせる力を持っている人物でなければならないと共産党中央はあらためて強調しました。
また、各業界の最前線で活躍している党員の代表を適切に増加させ、労働者、農民と専門技術者である党員の模範的人物を代表に推薦し、労働者党員の代表比率を大幅に増加させなければならないと指摘しました。
更に、共産党中央は18回党大会の代表の選出では、末端から上層までの全ての意見を集約し、慎重に考慮した上で、下から上へとクラスの順を追って選出する方式で行なうことを規定しました。そして実際の当選人数より候補者数が多いことから、差額比率が15%以上(ふるい落とされる候補者が15%いる)という選挙形式で大会参加の代表を選出します。
共産党中央は、党規約を実行し、民主を重視し、指導を強化して、政治的な先進性と党員の代表となる優秀な人物を選出するよう要求しています。
経済、科学技術、国防、政治、法律、教育、宣伝、文化、衛生、体育と社会管理などの領域から選ばれた2270人の十八回大会に参加する代表は、農村、工場、学校、機構、研究所、軍隊と武装警察部隊などで活躍しています。
《代表の構成》
○共産党員の指導ポストにある幹部が1578人 総数の69.5%
○第一線の共産党員が692人、総数の30.5%
○労働者の代表が169人 総数の7.4%(十七回大会の51人から増加し5.1ポイント上昇)
○代表の平均年齢 52歳
○大学・専門学校卒以上の学歴を持つ者が2122人、総数の93.5%
○若い世代(35歳以下)の共産党員数が114人、総数の5%(十七回大会より1.9ポイント上昇)
○女性党員と少数民族党員の人数もぞれぞれ増加。