北京
PM2.577
23/19
和泉洋人内閣総理大臣補佐官
ボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会の分科会に参加した日本の和泉洋人内閣総理大臣補佐官が8日に中国国際放送局(CRI)のインタビューに答え、中日関係と中国が提出した「一帯一路」構想についての見解を述べました。
中日両国は関係改善と発展に向けて、どんなことをすべきかとの質問に対し、和泉補佐官は「良い関係になれるように、すべての分野で協力していくことだと思う。昨年ベトナムのダナンで開かれたAPECで安倍総理と習近平主席が会談し、わずか2日後にフィリピンのマニラで行われたASEAN首脳会談で安倍総理と李克強首相が会談した。こういった大きなモーメンタム(勢い)をさらに生かし、あらゆる分野で日中間の友好が深化することを期待している」という考えを示しました。
分科会の様子
また、中国が提出した「一帯一路」の枠内における中日協力について、和泉補佐官は「安倍総理が一昨年の『アジアの未来』というイベントで話したが、透明性、開放性、経済性、相手国の債務の健全性など、こういった観点から質の高いインフラ整備を日中両国が協力することはとても良いことである。アジアのインフラ需要は膨大であるため、日本も中国も、または国際機関もみんなで協力してフォローしないと追いつかないと思う」と述べました。(取材:李陽、チェック:星)