北京
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CRIに咲く今日のさくら 4月2日
11~26℃(晴れ)/撮影:王小燕、劉睿
【CRIさくら探検隊】から
満開を迎えたCRIの桜は少しずつではありますが、散り始めています。今日は朝から桜の花園に二組の花見客がいらっしゃいました。
一組目は、放送局のすぐ近くに住んでいる王林起さん(82歳)ご夫妻です。王さんは第二次世界大戦時、中国の養父母に引き取られた日本人残留孤児で、本名は渡部宏一、現在は奥様の賈彦鳴さんと放送局付近の団地に住んでいます。王さんの歩んできた歴史について、去年11月に制作した第33回「北京の表情~中国人生75年~」でご紹介しています。
日本にいる親族と連絡が取れた後、これまでに何度も帰省したことのある二人は、「遅咲きの桜を東京で見たことがありますが、色が鮮やかなピンクだったり、緑だったりでした。白に近いピンク色の桜が霞か雲かのように満開に咲く風景は初めてです。とても美しい」とシャッターを押し続けていました。
次に訪れたのは、中国国際放送局の王庚年局長です。会議で外出するわずかの合間に桜の花園に立ち寄り、記念写真を撮りました。王局長からは、桜の木を寄贈してくれた長野の皆さんにメッセージが寄せられています。