北京
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1時間目 書店事情&花粉症対策
<ライフマガジン>
話題1:中国の最新書店事情
北京には、24時間無料で本が読めるコンビニ登場しました。一見して、普通のコンビニと何の違いもありませんが、店の中に長方形のエリアがあり、壁際と真ん中に、本棚が置かれ、その中には、本がぎっしり並んでいます。壁際にもテーブルとカウンターチェアがあり、壁にはスマホの充電ができるコンセントもあります。無料の「読書バー」で、完全無料。新しい本でも、本棚から自由に出して読めます。
話題2:花粉症の対策
3月は風も日の光もとても心地良く、自然の中でピクニックを楽しむ絶好のシーズンです。そして、花見シーズンの到来ともなりますが、花粉症を患っている人々にとっては、何とも悩ましい時期でしょう。春の花粉症シーズンにアレルギー反応を少しでも緩和するには、どうすればいいのか、漢方医のアドバイスから取りまとめた8つの花粉症対策をご紹介します。
話題3:北京女子図鑑
去年大人気となった日本ドラマ「東京女子図鑑」は東京で暮らす女性の恋愛事情や、暮らしぶりをリアルに描き、多くの人にとって、女性の幸せの定義について考える機会となり、大きな議論が巻き起こりました。中国の動画配信サイト・優酷は、「東京女子図鑑」の著作権を持つワタナベ・エンターテインメントと東京カレンダーと中国版「東京女子図鑑」である「北京女子図鑑」、「上海女子図鑑」を製作することで合意。若いヒロインが夢を叶えるために、北京に「上京」。独身女性が一人で大都市で暮らし、働くリアルな様子を再現し、ヒロインの2008年から2018年の10年間の成長を描きます。
2時間目:<技術中国>4回目 北斗測位システム
皆さんにとって、中国と言えば、何を思い出しますか。このほど、当代中国と世界研究院は北京で、「中国国家イメージグローバル調査報告(2016/2017)」を発表しました。それによりますと、59%の海外回答者は中国の科学技術とイノベーション能力を認め、海外認知度最も高いのは、中国の高速鉄道で、その次は宇宙探査技術とスーパーコンピューターだったということです。そして、今月から、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、新しいシリーズ<技術中国>をお届けします。4回目は、中国のグローバル衛星測位システム「北斗システム」にクローズアップします。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。
北斗システムは、中国が自主開発による国際海事機関が承認し、国際モバイル通信基準に基づくグローバル衛星測位システムです。いま、北斗3号グローバルシステムの建設が全面的に始まっており、年内は一帯一路参加国に向けサービスを開始します。さらに、2020年に世界向けにサービスを提供し、世界一流のグローバル衛星測位システムになりそうです。また、北斗システム対応の携帯電話や腕時計、スマートウェアラブル機器、地上網端末などの応用製品がすでに生産を開始しており、去年10月に市場に出回りました。こうした北斗対応の各種端末製品はGPSより精度の高い測位機能を持っており、測位範囲の精度が2センチまで上がり、携帯電話の電波が届かない屋外の環境でも、北斗を利用すれば、遠距離通信が可能です。そして、北斗システムの特色あるサービス、「北斗+」の融合と応用によって生まれた新興産業には高い将来性を秘めていると期待されています。