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米国発の貿易戦争による世界経済の損失額 4700億ドルに
米国の経済学者は12日、「トランプ政権が貿易戦争を仕掛けた場合、2020年までの間に、世界経済の損失額が4700億ドルにも上る」との警告を行いました。
ブルームバーグ・ニュースが発表した研究レポートでは、「トランプ政権によって引き起こされる貿易戦争によって、世界の関税レベルが10%上がると仮定した場合、2020年には世界貿易額が3.7%、世界経済規模が0.5%それぞれ減少する」との予測を示しています。
また、米国の複数のエコノミストは、「貿易戦争の状況が起こったと仮定すると、米国経済の減少率は0.9%に達し、世界経済の損失を上回るものとなり、実際には最大の被害者になりうる」との予測を行いました。
このエコノミストらの分析によりますと、関税が課されれば、輸入価格が上昇し、インフレ率を押し上げます。そうなった際に、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のための利上げ政策を講じた場合、米国経済の成長率をさらに押し下げることになるとのことです。
このように、貿易戦争が引き起こされた際には、直接的な影響がもたらされることのほかにも、貿易保護措置による競争の減少、技術や観念の交流の妨害、生産率と世界経済の成長率の低下など、世界経済の成長ポテンシャルを妨げる大きなマイナスの影響が起こることが予想されています。
全球经济或因美国贸易战损失4700亿美元
美国经济分析人士12日警告,一旦特朗普政府挑起全面贸易战,到2020年,全球经济损失可能高达4700亿美元。
彭博新闻社当天发布的研究报告显示,假设特朗普政府挑起的贸易战令全球关税水平提高10%,2020年全球贸易额将萎缩3.7%,全球经济规模将因此缩小0.5%。
彭博首席欧洲经济学家杰米•默里、首席亚洲经济学家汤姆•奥利克预计,按假设情景推演,美国经济将损失0.9%,幅度超过全球经济损失,成为贸易战最大受害者之一。
两名分析人士认为,关税导致进口价格上涨,推高通货膨胀率。在这种情形下,如果美国联邦储备委员会为抑制通胀而加息,可能进一步拉低美国经济增速。
除贸易战带来的直接影响,贸易保护还将对世界经济引发更深远的负面影响。分析人士认定,贸易保护导致竞争减少,阻碍全球技术和观念交流,从长期看来,将导致劳动生产率下降,削弱全球经济的增长潜力。