北京
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シェアブームが盛んな中国に、新たなシェアビジネスが登場しました。クリーン・ウォーキングルーム(中国語:純浄跑)は独立した空間の中に空気清浄器が設けられ、利用者は音楽や映画などを楽しみながら、ウォーキングマシンでトレーニングすることができます。
クリーン・ウォーキングルームはこのほど上海で開かれた中国家電博覧会(AWE2018)に初登場し、北京、上海の住宅団地やビジネスエリアなどに設置されています。クリーン・ウォーキングルームを開発した青島市少海匯エコシティにある克路德会社の金文慶専務によりますと、「敷地面積がわずか3平方メートルの中に、液晶テレビ、エアコン、空気清浄器を設置している。プライバシーが守られる独自の空間でウォーキングマシンを設け、専用のアプリをダウンロードするだけで、個人的な運動データを通じて健康管理が実現できる」ということです。
中国国家体育総局大衆部の邱汝副部長は、クリーン・ウォーキングルームの取り組みは国民健康づくり運動にふさわしく、これからもっと広げていくべきだと期待を寄せています。
クリーン・ウォーキングルーム外観
施設内部の様子
見学する中国国家体育総局大衆部の邱汝副部長
体験する中国の著名作家・呉暁波氏
交流しているクリーンウォーキングルームの創始者唐田氏(左)と作家呉曉波氏(右)