北京
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23/19
国際的なアート市場情報大手「アートプライス(Artprice)」がこのほど発表した「2017年世界美術品市場報告」によりますと、昨年、世界の美術品オークションの売上は149億ドルに達し、2016年に比べ20%伸びました。この中でも中国が51億ドルで世界全体の34.2%を占め、世界最大のアート市場としての地位を維持しました。2位から5位はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツの順となりました。
2017年に世界各地でオークションにかけられた美術品の数は2016年より3%増えて50万点を超えました。そのうち、イタリア・ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの「サルバトール・ムンディ(救世主)」がニューヨークで行われたクリスティーズのオークションにかけられ、美術品としては史上最高額の約4億5000万ドルで落札されました。
また、昨年開催されたオークションの売上をもとにしたアーティストのランキングも発表されました。上位10人に斉白石(5位)、張大千(6位)、傅抱石(9位)という中国人アーティスト3人がランクインしました。(李陽、星)